救急IVR認定医 修練医募集要項
信州大学医学部附属病院 高度救命救急センター/放射線科では、救急インターベンショナル・ラジオロジー(IVR: Interventional Radiology)の専門性を高めることを目的とした救急 IVR 認定医育成プログラムを開設し、修練医を募集しています。
メッセージ
救急IVRは、出血コントロールや重症外傷対応を含め、救急医療の最前線で不可欠な役割を担っています。信州大学附属病院では、救急医と放射線科医が緊密に協力し、「救命のための血管内治療」を実践できる環境を整えています。私たちとともに、救急IVRの未来を切り拓く志を持つ方のご応募を心よりお待ちしています。
プログラムの概要
救急領域における画像下治療(IVR)は、その需要が急速に拡大しており、救急科専門医にとって重要なサブスペシャリティです。
本プログラムは、日本 IVR 学会が認定する「救急IVR認定医」取得を目指し、信州大学医学部救急集中治療医学教室・画像医学教室が連携して実施します。
目標と目的
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目標救急患者の状況に応じ、質の高い IVR を実践できる医師を育成すること。
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目的救急科専門医としてのスキルをさらに向上させながら、救急IVR認定医を取得すること。
応募資格
以下のすべての条件を満たす方
- 日本国の医師免許を有すること
- 救急科専門医であること
- 信州大学医学部 救急集中治療医学教室および画像医学教室が研修可能と判断すること
研修期間・スケジュール
以下の研修スケジュールを基本とする。救急科専門医としてのスキルを維持しながら、救急 IVR に必要なスキルと知識の習得が可能です。
研修期間中は「放射線IVRオンコール」に対応するが、長時間労働は禁止とし、基本として時間外労働の上限は A 水準(100時間/月、960時間/年以内)とする。
研修内容
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症例
経験塞栓術、血栓除去術など、non-vascular IVR、100例以上(うち救急IVR症例 60例以上)の経験 -
読影
能力放射線科専門医と協働し、CT・MRI・X線画像の読影能力を修得 -
要件IVR学会が定める救急IVR認定医の必須症例をすべて経験/術者として経験した症例をまとめたIVRレポートの提出
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学術学会発表を推奨、論文投稿(1編以上)を必須
募集人数
- 各年次1名程度
- 採用時期は 4月または、10月を基本とするが、年度途中の応募も可能。
- 研修開始希望日の3カ月前までにご連絡ください
応募方法・問い合わせ先
応募、見学希望、プログラムに関するご相談は、下記の問い合わせフォームよりお願いいたします。件名には「救急 IVR 認定医プログラムに関して」とご記載ください。